終末期宣言

終末期を考える市民の会 会報誌54号
                             2004年1月21日発行 無断転載不可 

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(1〜5頁) 秋の後援会

「一貫したがん治療」

          平成15年11月16日

           於 日本講堂
  講師 中谷 慶章 氏
     中谷医院院長・東京慈恵会医科大学消化器肝臓内科
   

  はじめに
  がん治療とは
  事例
  大学病院での問題点と将来
  これからの終末期医療

  参加者の声から
  


(5頁) 小学習会を知っていますか?
    参加してみましょう

●原則として毎月第一月曜日 7時から
●会場 談話室 レッドアイ
(東京:地下鉄千駄木駅道灌山出口から徒歩2分)
●どなたでも参加できます

次回 小学習会のお知らせ
日時 : 2004年2月2日
(月) 午後7時〜9時
会場 : 談話室 レッドアイ

  文京区千駄木3-34-15
  地下鉄千代田線千駄木駅遣灌山出口から徒歩2分
  洋風酒尾チムニーの2階(左横の階段を2階に上がる)
学修課題:「人間を見つめる」
 作家 渡辺淳一氏 NHK人間講座テキストを使用12月の学習会で、上記の本をよみあわせていくことにしましたが、NHK入問講庫は絶版になっておりましたが、なんとか対応できそうで。2月2日は、予定どおりその第1回・第2回「人間。この妖しきもの」「人間という生き物」
を田沼会員の担当で読み合います。(レジュメによって)それ以後をどうするかは、その時話し合います。
申込み:Tel/Faxで事務局へ03…3823-0887


(6頁) 第43回社会教育推進全国協議会
  岡山全国集会からの報告
  
2003年8月23・24・25日 於:就実大学


(6頁) 第五分科会
  『「より良く生きる」学び』
  実りある高齢社会の実現と学習文化

     比留間 由紀(目本社会事業大学4年)


(7頁) 当会としては、厚生労働省の「末期医療に関する意識調査」には以前から関心を寄せ、その検討委員会に対し、署名とともに意兄書を提出するなどしてきました。遅れていた調査集計もすみ、やっと昨年11月19日第1回の検討委員金が開催されました。当日は西村会長、桑原事務局長が傍聴しましたので、以下の通りその概略を報告します。

末期医療に関する意識調査等検討委員会
調査主体厚生労働省医政局総務課

平成15年3月実施されたこの調査は、6月ころには集計分析は済んでいたが、検討会は予定を大幅に遅れ、11月19日に厚生労働省専用第21全議室で開催された。検討委員11名(1名欠席)に担当職員が加わり、「調査票」と「調査結果概要」について、職員から前回平成10年の調査結巣と比較しながら説明があり、その後、町野上智大学法学部教授の座長で、意見質疑がかわされた。
・末期医療に関する関心は一般国民、医師、看護職員、介護職員のいずれも80〜95%が関心をもっていた。
・病名や病気の見通しについては、「知りたい」が77〜88%で前回より微増していた。
・納得のいく説明ができているかどうかについて'は、国民には回答を求めていなかった。
・痛みを伴う末期状態となった場合、国民は「自宅で療養して、必要になればそれまでの医療機関または緩和ケア病棟に入院したい」が多く、「自宅で最期まで」は26.7%。
・終末期の療養の場所としては、医療関係者は自宅や介護療養型施設等をよしとする者が多いが、国民は一般病院を望む者が多い。
*これについて「在宅医擦に熱心な医師も増えてきたことだし、グループホームのような自宅ではなくても在宅での死と考えられるような施設も増えたので」という意見(川越博美聖路加看護大学)に対し、日本医師会常任理事桜井秀也氏は「自宅で診れば病院の2倍も3倍も経費がかかるし、24時間体制で看取るなど出来っこない」と否定していた。
また時田純介護施設潤生園理事長は「末期医療を要する人は介護施設では受け入れることはない」と言っていたが、調査の質問は「入所者が治る見込みがなくなったとき」「痛みを伴い、死期が迫っている場合」どうするか、であって入所させるかどうかを聞いた設問ではなかった。
・リビング・ウイルについて「賛成する」は前回より多かった(59〜76%)。本人意思を尊重するかについては医師は60%(前回59%)が「尊重する」と答えていたが、国民、看護、介護職員は「その時の状況による」が多かった。
・「法律を制定すべきか」では前回より「制定すべき」が減少していた。
*減少は、前回と今回の選択肢の提示の仕方が異なることも原因ではないか。
 前回「法律を制定すべき」「医師がその希望を尊重して治療方針を決定すればよい」
 今回「法律を制定すべき」「法律を制定しなくても、医師が家族と相談の上その希望を尊重して治療方針を決定する」「その他」「わからない」
 「法律を制定すべき」と「法律を制定しなくても」の間に、「患者権利章典」のような自己決定をうながすことの可否を間う選択肢を設けるべきで、アメリカでは「自己決定権法」
の施行にあたって「事前の指示書」の作成援助を公的機関に義務づけている。
●検討会は「報告書」作成までに2〜3回開催される予定。


(6頁) 終末期を考える市民の会

    2004年度総会のお知らせ

日時:2004年2月14目(土)13:30〜14:OO
会場:不忍通りふれあい館
(地下ホール)

     文京区根津2-20-7TEL03-3822-0040
     地下鉄千代田線根津駅(言問い通り出口を出て、千駄木方面へ徒歩2分右側)
     JRからの千代田線乗リ換えは、西日暮里駅か、お茶の水駅(聖橋出口)が便利

総会記念行事
 癒しの舞 (吉祥大和舞)おおぞら 14:00〜14:30
 講 演 オランダの安楽死 14:30〜16:30

   画期的な安楽死法制定四つの社会的基硬条件
   欧米各国の事情目本で安楽死は可能か
 講 師 三井 美奈 読売新聞本社国際部
    1989年一橋大学卒業、読売新聞入社(社全部→国際部)
    1997年ブリュッセル特派員2001年東北総局03年本社国際部
    
著書『安楽死のできる国』新潮新書

参加費 会員1,000円 非全員2,000円 (図書・資料代含む)

●事前の申込み図書・資料準備のため事前に事務局へ申込みをお願いいたします。
主 催 終末期を考える市民の会
    文京区千駄木3-28-1TEL・FAX03-3823-0887


当会への入会は、郵便振替でいつでもどうぞ。
・年度が改まリましたのて、会費未納の方は納入をお願いします。
・年会費二千円(入会金なし)
・振替番号 00140-5-143772


編集後記
東京は例年になく暖かく穏やかなお正月でしたが、皆様はお元気で新年をお迎えだったでしようか。
昨年末にはとうとうイラク派兵が決ってしまい、穏やかな天候とは裏腹に、今年は波潤の年となりそうな予感がいっぱいです。
私達の人生のしめくくりを平和で実りあるものにするために何をすべきなのか、一人一人が
身の廻りのことを注意深く見守りながら考え、ひとつでも行動することが必要のようです。
 (Y・K)


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