終末期宣言

終末期を考える市民の会 会報誌49号
                             2002年8月10日発行 無断転載不可 

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(1〜5頁)2002年 見学・懇親旅行
長野県武石村
グプープリビング「遊子舎」
 
       6月 8日・9日
 
安心な診療所併設のグループハウス
 気兼ねなく、寂しくもない老後の生活を実現するために
 宴会で交流を深める
矢嶋嶺先生より遊子舎への思い入れを伺う
遊子舎を見学して
初めての見学旅行

  


(5頁) 「川崎・筋弛緩剤事件」に付いて (2002年4月20日付 毎日新聞 掲載)  
    要件満たさぬ「安楽死」
     放置3年半病院側会見「隠すつもりなく」
            川崎市の川崎協同病院で19日明らかになった、
            植物状態の男性患者が女性主治医によって筋弛緩剤を投与されて死亡した問題について
            報遺された時の4名のコメント。

     終末期を考える市民の会(本部・東京)の西村文夫会長
      安楽死を法で.定めているオランダと米オレゴン州は、
      本人の同慧と家族の了解を必要最低条件としている。
      また同意が得られても、報告書に残すなど、慎重に議
      論を重ねて最終段階に至る。川崎のケースは、一人の
      医師の一存で、本人及び家族の意思も確認しないまま
      死に至らせたようで、立件されてもやむを得ないと思われる。


(6頁) 医療制度改革に対する意見
(終末期医療に対する考え方)
に賛同のお願い 
 厚生労働省は『医療制度改革の課題と視点』(解説・資料編)を出しました。重要課題「高齢者医療制度の改革」にあるとしながら、その問題についての討議には入らないまま、現在は国民皆保健制度の破綻を避けるための負担増、医療費抑制を進めるだけで、医療改革とは言えないことは明らかです。
 しかし、この秋以降早急な「高齢者医療制度改革」への取り組みは避けて通れません。
 その中で、『課題と視点』でも指摘している終末期医療の問題は、医療費抑制の視点で終わることのないよう、「患者の意思を尊重した適切な医療が受けられるような体制づくり」が進められるように、国民の声を大きく届けてゆかなければなりません。
 私たち「終末期を考える市民の会」は、「事前の指定書」という言葉とするかどうかは別として、治療方針(延命医療など)、告知、終の場所、臓器提供について選択して意思表示できるようにすること、意識がなくなった後の「代理人委任状」または「持続的委任権」を加えた「自己決定権法」を制定すること。およぴ東京都立病院の「患者権利章典」を国でも作成し、国公立病院に来院する患者や家族がよく見える所に明示するように求める意見書を提出しました
 別送で刷ナましたが賛同のご署名をお願いします
7月初句発送の予定が遅れて申し訳ありませんでした。1次署名のしめきりを8月25日に変更します。
 


(6頁) ”お便り”
 
                 会員の方から お手紙を頂きました
           
本人の意思を尊重して
            安楽死を望む
            自然に安らかに逝く


(7頁) 本の紹介
      私が選ぶ、私の死 終末期のすすめ
      「家で死ぬ」ということ
      リヴィング・ウイルと尊厳死 知ることが、心を安からにする            


(8頁) 第10回日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会in九州
〜ホスピスは何処へ・・〜・・歴史を見直し未来を探そう
     期 日  : 平成14年9月7日(十)・8日(日)
     場 所  : 福岡丁業大学福岡市東区和白東3-30-1
     問合せ先: 〒810-0012福岡県福岡市中央区白金1-2-10-601
     (事務局)   TEL092-526-4087FAX092-526-3128


8頁) 終末期を考える市民の会秋の講演会
「自宅ではない在宅死」
〜NPO宅老所での父の看取り〜
     講 師  : 善家裕子(武蔵村山市市議会議員)
     期 日  : 平成14年10月26日(土)
     会 場  : 日本橋公会堂(水天宮地下鉄駅2分)予定


8頁) ホスピス情報ビデオ
「たずねる勇気をもつために」
本当に必要なことは「必要とされる方の手に届き役立つこと」と考え、医療・福祉・ボランティア関係者へ、無償で配り、コピーも自由とし、患者さん支援に用いてもらっていま
す。ホスピスのことを知りたい方、身近にその様な人がいて必要な方にご連絡ください。
       *CD-R版有り・送料はご負担願います。
        NPOピュアメイルスタジオ
                 電話03(5304)3650
 


●ホームページアドレス       http://www3.to/syumatuki
                         http://www6.ocn.ne.jp/~syumatuk
●メールアドレス(西村)         f-nishi@beach.ocn.ne.jp
●TEL / FAX     03-3823-0887     (月〜金 午前中に)


当会への入会は、郵便振替でいつでもどうぞ。
・年度が改まリましたのて、会費未納の方は納入をお願いします。
・年会費二千円(入会金なし)
・振替番号 00140-5-143772


編集後記
 武石村兄学旅行は、四十名の参加人数となり大変盛り上がりました。矢嶋先生のカラオケの披露もあり楽しい旅行になったと思います。
 さて、日本の医療制度改革が行われており、今年の十月から老人の一部負担金が上がり、来年四月から社会保険本人の負担割合が上がります。医療保険の支払い側の財源が赤字という理由での改革ですが、国民の病院離れが心配です。医療の基本は早期診断・早期治療です。「痛みを伴う構造改革」と小泉首相は国民に訴えていますが、個人の心身の痛みに結びつかないよう気をつけたいものです。
 先日、終末期医療に対する考え方に賛同いただきたく署名用紙をお配りいたしました。これは医療制度改革の中に、西村会長が当会発足時から訴え続けてきた「白己決定権」を具体的に制度化してほしい旨のものです。医療費の抑制だけではなく、内容を充実していく改革にするため署名にご協力をお願いします
(Y・S)
 


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